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その他 展示会で「目にとまる」ブース作り|Webデザイナーが初めて空間デザインに挑戦して分かったこと

こんにちは。制作部デザイングループ兼広報チームの増田です。

前回の記事では、「第19回 ビジネスマッチングフェア in Hamamatsu 2026」への出展に向け、企画担当者の桐谷が「どうすればシーエムエーの名前を覚えてもらえるか」を考え、Web・AI用語クイズを企画した過程をご紹介しました。

今回は少し視点を変え、実際のブースづくりについてお話させていただきます。
普段はWebサイトのデザインを担当している増田が、初めて展示会ブース全体のデザインに挑戦しました。
タペストリーやバナースタンド、テーブルクロス、スタッフTシャツなど、さまざまなアイテムを一からデザイン。

実際の展示会場で来場者の目に触れる空間をつくる中で、Webデザインとは違った難しさや、デザインの面白さを感じました。

一瞬で伝わるブースを目指して

今回のブースづくりでは、まず「来場者の目にとまること」を意識。
そのきっかけになったのが、東京で開催された別の展示会への見学です。

実際に会場を歩いてみると、一つひとつのブースをじっくり見る時間はそれほどありません。
細かな文字まで読むというより、「このブースは青かった」「大きなキャッチコピーがあった」など、全体の印象で記憶に残ることが多いと感じました。

また、照明が足りないブースでは、せっかく掲示している文字が見えづらくなっていることも残念でした。
そこで意識したのが、遠くからでも目に入り、限られた時間でも印象に残るデザインです。

スタッフが同じTシャツを着ることも、その一つです。
誰がスタッフなのかが一目で分かり、ブース全体に一体感が生まれる。
ブースを構成するのは、タペストリーやアイバナーだけではありません。そこに立つスタッフも、空間の一部です。

タペストリーと空間デザイン

「何をしている会社か」を一目で伝える

シーエムエーを知ってもらうためには、まず「どんな会社なのか」を分かりやすく伝える必要があります。

そこでタペストリーの中心に置いたのが、

「地元企業の未来をWebのちからで一緒に作る会社」

というメッセージを大きく配置し、その下に6つの業務内容を並べました。

「Webマーケティング」と言っても、具体的な仕事内容はイメージしづらいです。
そこで、Webサイト制作、インターネット広告、アプリケーション開発など、具体的な業務のどれか一つでも来場者の目に入るよう情報を整理。

当初は図やアイコンを加えることも検討しましたが、情報を増やしすぎると、かえって伝わりにくくなります。
最終的には、必要な情報に絞った文字中心のシンプルなデザインを採用しました。

実際の展示会では、「会社の業務内容が分かりやすい」と声をかけていただいたり、タペストリーを見てもらいながら事業内容を説明できました。
今回の制作を通して、デザインは「何を入れるか」だけでなく、「何を入れないか」を決めることも重要だと改めて感じました。

 Webデザインとは違う「空間」をデザインする

普段のWebデザインは、画面という平面の中で構成を考えます。一方、展示会ブースは立体的な空間です。
正面からだけでなく、横や遠くから見たとき、人が立ったとき、テーブルが置かれたときなど、実際の使用環境を想像しながらデザインする必要があります。

特にタペストリーでは、「下の方がテーブルやスタッフで隠れないか」「遠くからでも文字が読めるか」といった点も考慮しながら調整をおこないました。

ChatGPTで完成イメージを見える化

ブース全体のイメージを考える際には、ChatGPTも活用。
まずラフデザインを作成し、それをもとに実際の設置イメージをAIで作成。

自分の頭の中にある完成イメージを画像にすることで、幹部や他の社員にも「実際にブースが完成するとこうなる」というイメージを共有しやすくなりました。
デザインの方向性を相談するときにも、言葉だけで説明するより、具体的なイメージを見てもらえることで意見をいただきやすくなりました。

一方で、AIのイメージだけでは分からないこともありました。
実際の奥行きやサイズ感、人が立ったときの見え方などは、やはり現場に設置してみないと分かりませんでした。

AIを完成予想図として使いながらも、最終的には実際の空間でどう見えるかを考えることが重要だと感じました。

いよいよ設営。実物になって分かったこと

デザインを進める中では、

「派手すぎないだろうか」
「きれいな色に仕上がるだろうか」
「本当に来場者の目にとまるだろうか」

と、不安もたくさんありましたが、実際に会場で設営されたブースを見たときは、想像以上に一体感があり、ほっとしました。

タペストリー、バナースタンド、テーブルクロス、スタッフTシャツなど、個別にデザインしたものが一つの空間に揃うことで、「シーエムエーらしいブース」としてまとまって見えました。

 

目指したのは、目立つだけのブースではありません。

親しみやすく話しかけやすい雰囲気がありながら、Webのプロフェッショナルとしての信頼感も感じてもらえるブースです。
人のためになりたい」「話をしっかり聞いてくれそう」と感じてもらえるような雰囲気を、デザインでも表現したいと考えていました。

一方で、実際に人が歩く会場だからこそ気づいたこともあります。
歩いていると、正面だけでなくサイドパネルも目に入ります。

「ここもデザインしておけば、もっと良かったかもしれない!」

という新たな気づきもあり、実際の空間に立ってみることで初めて分かることがあると実感しました。

「楽しそう!」が、立ち寄るきっかけになる

当日は、ブースで来場者の方への接客も担当しました。
今回、ブースを作るうえで大切にしたのが、「まずは楽しんでもらうこと」です。

シーエムエーを知ってもらうことはもちろんですが、いきなり会社の説明をするのではなく、まず気軽に立ち寄ってもらえる雰囲気をつくりたいと考えました。
そこで、広報チーム内で相談し、スタッフおそろいのTシャツやイラスト付きのバナースタンド、BGM付きのゲーム企画などを取り入れました。

実際に、

「楽しそう!!」

と声をかけていただいたり、最初は立ち寄ろうか迷っていた方が、クイズをきっかけにブースへ来てくださったりする場面もありました。

デザインは、ただ「見せる」ためだけのものではありません。
「ちょっと見てみよう」「話してみよう」と思ってもらうきっかけにもなります。

それを実際の現場で体験できたことは、大きな学びでした。

展示会ブースづくりを通して学んだこと

今回、初めて展示会ブース全体のデザインを担当して、特に感じたのは、「伝える」ことと「興味を持ってもらう」ことの両方を考える必要があるということです。

展示会では、来場者が一つのブースを見る時間は限られています。

だからこそ、

  • 遠くから見ても目に入る
  • 一目で何の会社か分かる
  • 情報を詰め込みすぎない
  • ブース全体に統一感を持たせる
  • 「話しかけてみよう」と思える親しみやすさをつくる
  • 正面だけでなく、人が歩く視点から空間を考える

といったことが重要だと感じました。

そして、実際にブースに立ち、来場者の方から直接反応をいただけたことで、普段のWebデザインとは違う「リアルなデザイン」の面白さも知ることができました。
次回は、今回の経験を活かして、業務内容をより詳しく知っていただけるパンフレットなども充実させていきたいと思います。

 

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