リニューアル初年で応募300人達成!
介護業界のネガティブなイメージに立ち向かうゲームチェンジャー
株式会社 ASCare 吉野 友之様 山下 優様
- #Webマーケティング
- #コーポレートサイト制作
- #採用サイト制作
株式会社ASCare様
| 社員数 | 3401名 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県静岡市 |
| 事業案内 | 訪問入浴介護、訪問介護、デイサービス、グループホーム、福祉用具レンタル・販売等 |
| URL | https://www.as-care.co.jp/ |
1974年設立、静岡市を本社とする株式会社ASCare(旧アサヒサンクリーン)様。1977年、日本に先駆けて訪問入浴介護を開始し、全国に拠点を展開する介護サービスのリーディングカンパニーです。「いつもの安心を、ずっと。」を掲げ、訪問入浴介護を主力に在宅介護全般を幅広くサポートされています。2025年の社名変更も新たなステージへの一歩として、ブランドと採用の両面で進化を続けていらっしゃいます。
当社とのお付き合いはコーポレートサイトのリニューアルから始まり、8年来の関係が続いています。今回は採用強化を目的に中途・新卒2つの採用サイトをリニューアル。完成後も3ヶ月に一度の定例会を継続し、コンテンツの拡充や改善提案を重ねています。人事担当の吉野様と、広報・Webマーケティングを担当される山下様のお二人に、プロジェクトの経緯から得られた成果まで、率直にお話しいただきました。

サポート内容
- 中途採用サイト制作・運用
- 新卒採用サイト制作・運用
- 3ヶ月に一度の定例会による運用サポート・改善提案
シーエムエーを選んだ決め手
採用サイトリニューアルに踏み切られた経緯と、コーポレートサイトのリニューアル以来8年のお付き合いがある中で、あらためて当社に依頼された決め手を教えてください。
介護業界のネガティブなイメージに、正面から向き合う時が来た!
吉野様:
きっかけのひとつは、ホームページの老朽化です。Webデザインが時代とともに進化していく中でも、介護業界のサイトはどうしても「いかにも介護業界」という雰囲気から抜け出せないものが多く、それを一新したいという思いがありました。
もうひとつ、ずっと引っかかっていたことがあります。介護業界には「3K」どころか「8K」と呼ばれた時代があって、「きつい」「汚い」「危険」「給料が安い」「休日が少ない」 ── そういうネガティブなイメージが今もまとわりついている。そこに向き合いたかったんです。
弊社のメイン事業は訪問入浴です。お客様のご自宅でお風呂に入っていただくお仕事で、1件あたりの入浴介助は 10 分ほど。1 日の訪問をすべて合わせても 70 分ぐらいで、ずっと介護業務をしているわけじゃないんです。なのに、介護業界の採用サイトといえば職員が車椅子を押している写真ばかりで、うちの仕事とはかけ離れている。なぜそんなにやらないことをメインのように載せるのか——そこにずっと違和感を感じていました。
採用の課題は、「採用する」と「定着させる」の両輪です。定着の方は教育担当に任せるとして、私が担える入り口の部分、ミスマッチをなくして、正しいイメージで入ってもらえる仕組みを作りたかった。それがリニューアルの一番の動機でした。
山下様:
シーエムエーさんへの依頼はコンペを経た上での選択でした。コーポレートサイトでの長年のお付き合いを通じて会社全体として安心感があったことが大きな決め手になったと思います。
個人的に実感しているのは、固定の担当者がずっと対応してくれる体制のありがたさです。他社では、途中で担当者が変わることがしばしばあり、「きちんと連携しているので心配ない」と言いつつも引き継ぎがうまくいかない場面があったりするんですが、シーエムエーさんにはそれがない。長くお付き合いしているからこそ積み上がっているものがある、と感じますね。
リニューアル後の変化について
リニューアル後、応募数や採用コストなど数字の面でどのような変化がありましたか?
また、中途と新卒それぞれのサイトで、設計の違いはどのように効いていると感じますか?
ホームページを「育てる」という発想が、数字と心を動かした
吉野様:
中途採用で言うと、昨年度は約295件の応募があり、32名が入社しました。AIの普及でさまざまな職種の選択肢が広がり、介護業界に人が集まりにくい時代の中で、一定数の応募が来続けているのは本当にありがたいことです。
採用コストの面でも変化がありました。シーエムエーさんのアドバイスで、採用サイトに求人ポータルのバナーを載せるのをやめて、独自のエントリーボタンを置く形にしました。せっかく自社サイトに来てくれた方がポータルサイトへ移ってしまうと、他社の求人も目に入り、そのまま離脱につながってしまいます。自社サイト内でエントリーまで完結させることでその離脱を防ぎ、ポータル経由にかかる手数料も抑えられる。採用コストの削減に直結する一手でした。今は利用するポータルサイトを最小限に絞り、自社サイトへの集約を進めています。
山下様:
新卒と中途を別々のサイトとして作ったことも、今回のリニューアルの大きな特徴のひとつです。以前は同じサイトにまとめられていましたが、新卒と中途ではターゲットも訴求ポイントもまったく異なります。社内の対応組織も新卒は本社・中途は各支店と分かれているので、サイトを分けてそれぞれに合った情報をしっかり届けようという提案は、現場の感覚とも一致していました。
コンテンツ面では、私がコラムの執筆を社内に提案して取り組み始めました。独学でWebを学ぶ中で、ホームページは作って終わりではなく育てていくものだということを知っていたので、今回の採用サイトも完成をゴールにするのではなく、記事を積み重ねながら育てていきたいと考えていました。弊社のサイトは長年運営してきた歴史がある分、コラムを書き続ければそのままSEO強化に直結させることができるはずです。書かないともったいないと、社内に切々と呼びかけて回りました(笑)。
吉野様:
実際に、面接に来た方が「コラムを読んで、どんな質問をしようか用意してきました」と言ってくれたこともありました。ちゃんと読んできてくれているという手応えを感じた瞬間でしたね。
Webサイト上の表現の工夫について
訪問入浴という仕事の魅力や、入社前後のギャップを埋めるために、採用サイトではどのように表現されましたか?
応募者の質や定着率など、数字には表れにくい変化についても教えてください。
「介護の現場」より、職員の「声と表情」で伝える
吉野様:
ホームページで大切にしたのは、介護の現場ばかりを見せるのではなく、職員のプライベートにもフォーカスするということでした。仕事の内容より、その人たちがどんな生活をして、何を楽しんでいるか。それが伝わる方が、正しいイメージで来てもらえると考えたんです。
新卒サイトのデザインは、制作の途中で方向性を大きく変えました。当所は、社内から広く意見を集めた結果、あれもこれもと要素を詰め込みすぎてしまい、「幕の内弁当みたいにいろいろ入っているけど、結局何を食べたかわからない」ような状態になりかけてしまって。せっかくお金をかけて取り組んでいるのだから妥協したくない、と完成間際でしたが大幅なデザイン変更をシーエムエーさんにお願いしました。期間も延びてしまいご迷惑をおかけしましたが、その甲斐もあって完成したのは、パキッとしてエネルギッシュな、介護業界の採用サイトとは一線を画すデザインでした。いろんな方から「良い意味で介護っぽくない」と好評をいただけて、それが一番嬉しいですね。面接に来てくれる方も、みなさんホームページをしっかり読み込んでくれているようで、正しく届いているんだなと感じました。
山下様:
数字に表れない変化という意味では、中途採用サイトに入れた「先輩職員の声」ページが社内の組織風土の醸成に一役買ったと実感しています。全国11支店の社員に写真やコメントで登場してもらうページで、サイトに自分が載るということで社員みんなが関心を持ち始めてくれました。介護業界はWebに苦手意識を持っている方も少なくないんですが、こういった形でWebを身近に感じてもらえることで、Webに対するアレルギーが薄れてきているという効果もありました。採用だけでなく、社内に向けても機能するサイトになったと感じています。
シーエムエーとの関係性の価値とは
8年のお付き合い、そして3ヶ月に一度の定例会を長く続けてこられた中で、当社の強みや、パートナーとしての関係性の価値についてどのように感じていらっしゃいますか?
早いし、丁寧。「対応力」の一言に尽きます
吉野様:
すぐに対応してもらえるというのが一番ありがたいですね。お忙しいときも、必ずすぐに折り返しの連絡をいただけるので、気になることをその都度気軽に相談できます。先日も採用まわりで少し心配事が出てきて相談したところ、すぐにアドバイスと関連情報を教えていただけました。こういうことが積み重なって、常に気にかけてもらえているという安心感につながっているんだと思います。
山下様:
「対応力」という一言に尽きます。対応が早く、なおかつ丁寧でした。制作が本格的に始動した当初、社内ではWeb制作に関する知見がまだ十分ではなく、関係者それぞれが手探りで意見を出し合っている状況でした。方向性を整理するのが難しい場面も多くありましたが、そのような中でも一つひとつの意見を丁寧に受け止め、根拠や進め方を整理しながら伴走していただきました。最後まで面倒くさがることなく、誠実に向き合ってくださった印象が強く残っています。


