こんにちは。クリエイティブプランナーの深谷です。
今回はUXデザインツール、「Adobe XD」をご紹介いたします。
Adobe XDとは?
「Adobe XD」の正式名称は「Adobe Experience Design CC」。
ワイヤーフレーム作成からデザイン、ページ遷移のシミュレーションができる、多目的なデザイン作成ツールです。
Adobe XDは、こちらから無料でダウンロードできます。
https://www.adobe.com/jp/products/xd.html
基本的な使い方
今回は簡単なワイヤフレームの作成方法をご紹介します。
【1】画面サイズ選択
まずは、Adobe XDを立上げ、デザインを作成する画面サイズを選びます。
今回は、Web用の1920×1080サイズで作成します。
【2】ページ名変更
画面が立ち上がったら、作成するページの名前に変更します。
※画面サイズは後から変更することも可能です。
【3】グリッドライン表示
続いて配置の基準線を表示します。右クリックから「レイアウトグリッドを表示」を選択すると
画面上にグリッドラインが表示されます。
【4】ツールメニュー
基本準備が整いましたら、実際に内容の作成を行います。
基本メニューは、「長方形」「楕円形」「線」「ペン」「テキスト」が用意されていますので、
必要に応じて使い分けながらワイヤーフレームを作成していきます。
【5】ワイヤーフレーム完成
簡単なワイヤーフレームが完成しました。
操作に慣れてしまえばここまでなら10分程度で作成出来ると思います。
便利な機能
【1】リピートグリット
同じ内容を繰り返し並べたい場合には、この「リピートグリット」機能がとても便利です。
繰り返し並べたい要素を選択し、「リピードグリット」を選択、あとは並べたい方向(縦・横)に伸ばすだけ。
これだけで要素が均等に並べられます。
【2】デザインスペック共有
作成したデザインは、公開し共有することが出来ます。
「デザインスペックを公開」メニューから、「公開リンクを作成」をクリックすると
公開用のURLが作成されますので、そのURLから作成したデザインの共有が出来ます。
パスワードも設定出来るので、セキュリティ面も安心です。
またコメント機能もありますので、社内やお客様とのやりとりがこのAdobe XD上で可能となります。
【3】その他
この他にも、Photoshopとの連携が出来ますので、本格的なデザインの作成も出来ますし、
ページ遷移のシュミレーションができるプロトタイプの作成も可能ですので、利用機会はますます広がると思います。
まとめ
今回使用してみた感想は、印象としては全体的に動作が軽いのでとても快適でした!
Adobe XDは単なるデザイン作成ツールではなく、サイト制作する上で業務の効率化・スピード化が図れ、
また社内外でもコミュニケーションの円滑化が図れる優れものだと思います。
ノンデザイナーの皆さん、一度使ってみることをオススメします!