経営計画書とは、中長期的な事業計画のことで、今後どのように会社を経営していくのかをまとめたものです。
金融機関からの要望で、事業計画書や資金計画書は作成したご経験はおありかもしれませんが、中長期の経営計画書の作成のご経験は少ないのではないでしょうか。
経営計画書は、社長の頭の中にある「将来こういう会社になりたい!」を紙に落としたものです。しかも、計画を立てても大体はその通りにはなりません。
それでは何故、経営計画書が必要なのでしょうか。
それは、あなたの会社はあなた(社長)ひとりで運営されているわけではないからです。
あなたの会社は、役員、社員、そして金融機関の協力によって運営されています。
その協力者の方々は、社長の頭の中を覗いて、社長の考えを理解することができるでしょうか?
それは無理な話です。
経営計画書は、協力者の皆さんに将来の経営の方向性を理解し、更に協力してもらう手段なのです。
そして、計画との乖離を埋める行動を日々行うのです。
更に、社長自ら経営計画を策定することにより、将来の経営に関する考えを明確にすることができます。
売上高とか利益とかの数字を組み立てても、大体その通りに行かないし、そんなものに意味があるのか?
その通り、数字だけの計画書には意味が有りません。
経営計画書はストーリーだ!
だから、
経営者はストーリーテラーだ!
役員や従業員の皆さん、そして金融機関に、
「私はこういう素晴らしい会社を作るのです。」
と堂々とロジカルにストーリーを語ることができるのです。
そのお手伝いをするのが私の仕事です。