ホームページ制作 ブログだけじゃない!WordPressの意外な活用事例3選と今すぐ使える制作テクニック
- デザイングループ 増田
- 2024.04.18
こんにちは、制作部デザイナーの増田です。
突然ですが、皆さまは内定と聞くと「ゴール」と想像しますか?それとも「スタート」と想像しますか?
就活中の方はゴールを想像したり、働いている方は新社会人のスタートを微笑ましく見守っているのではないでしょうか。
私は両手では数えることができないほど、何年前のことか思い出せません…
Webサイトも同様に、制作して公開することは通過点としてのゴールでもありますが、公開後が目的を達成するための本当のスタートです。
公開後も効果検証・改善を繰り返し、情報を日々更新することで信頼性の高いWebサイトに成長していきます。
また、CMSを導入することで更新・管理がしやすい環境を作ることができます。
今回は、CMSを使った活用事例を紹介します。
CMS(コンテンツ管理システム)とは
CMS(コンテンツ管理システム)とは、Webサイトやページを作成・更新・管理するための便利なシステムです。
Webサイトの約69%(2024年3月時点)※はCMSを導入しているといわれているため、必要不可欠なシステムになっています。
通常、Webサイトを作成・更新するには、HTML・CSS・JavaScript・PHPなどの言語を使う必要がありますが、CMSを使えば専門的な知識がなくても誰でも可能になります。
いろいろなCMSがありますが、当社では主に「WordPress」と「MovableType」で構築しています。
今回は実績の多いWordPressについて紹介します。
メリット・デメリットの比較は更新システム構築のページをご覧ください。
WordPressとは
WordPressは、CMSを使っているWebサイト全体の62.8%(2024年3月時点)※という高いシェアを占め、初心者から上級者まで幅広く人気のあるシステムです。
WordPressのメリット
使いやすい | プログラミング知識がなくても、直感的な操作でブログやWebサイトを管理可能 |
---|---|
カスタマイズしやすい | カスタマイズすることで機能を追加したり、デザイン性を高めたり自由度が高い |
拡張機能(プラグイン)が多い | 機能を拡張したり追加できる「プラグイン」が約60,000件あり様々な用途に活用可能 |
SEO対策がしやすい | 検索エンジンのクローラーが巡回しやすいページ構造に作成可能 |
低コスト | 基本機能は無料で利用できるため、CMSの中では比較的低コストでWebサイトの構築が可能 |
WordPressのデメリット
これらのデメリットは定期的なメンテナンスや、制作会社に依頼することによって解決できます。
セキュリティ | 多くのユーザーが利用しているため、悪意あるハッカーから攻撃される確率が高い |
---|---|
パフォーマンスの問題 (ページスピード) |
多くのプラグインやテーマを導入すると、ページの読み込み速度が遅くなる可能性がある |
技術的な制約 | いろいろな機能やカスタマイズを実現するためには、専門的な知識が必要なため学習コストがかかる |
WordPressを使った活用事例
WordPressでは柔軟にカスタマイズしたり機能を拡張・追加することができます。
例えば、デフォルトの機能ではブログを1件立ち上げることができます。
そのため、WordPressの活用方法として一般的には下記のようなブログ制作のイメージが強いと思います。
- 企業情報などニュースリリース
- 行事やイベント情報の掲載
- お役立ち情報などコンテンツメディアを更新
一方、当社では「カスタム投稿タイプ」を利用することで、ブログを複数立ち上げるようなカスタマイズをすることがあります。
今回は、ブログ以外の様々な活用方法を3つご紹介します。
活用事例①
まず、製品を登録する画面で、素材・色・用途・厚みや幅など、さまざまなスペックを登録するための項目を追加しました。
WordPressデフォルトの検索機能は、タイトルや本文のみをフリーワードで検索する仕様ですが、カスタムタクソノミーやカスタムフィールドを活用して、複数項目での絞り込み検索ができるようにカスタマイズしました。
この絞り込み検索機能により、約300ある製品の中から条件に合うものを、より簡単に見つけることが可能になりました。
佐藤工業株式会社様(https://www.skfloor.com/)
活用事例②
診療内容が変則的なため、一日ごとに診療内容を登録できるようにしました。
また、出力は自動で当月と翌月が表示されるように設定し、カレンダーのカラーも管理画面上で変更できるようにしました。
これにより、頻繁にお知らせを更新する必要がなくなりました。また、カレンダー形式で一覧表示することで、ユーザーが知りたい情報を分かりやすく表示できるようになりました。
わんぱくキッズクリニック様(https://www.wanpaku-kids.net/)
活用事例③
WordPressのブログにはSNSで使われるハッシュタグのような機能を設置できます。
今回は「レシピブログ」と「生産者さんのブログ」という2つブログを作成し、それぞれの記事に共通した食材のハッシュタグを付けました。
例えば「#とうもろこし」というハッシュタグが付いたページを表示すると、とうもろこしを使ったレシピの記事や、とうもろこしの生産者さんに関する記事などが1ページ内で閲覧できるようになります。
この機能の導入により、サイト内を移動しやすくなり、ユーザーにより多くのコンテンツを見ていただけるようになりました。
奥浜名湖田園空間博物館(でんくう)様(https://www.denku.net/)
まとめ
このように、一般的に想像されるブログ機能だけではなく、お客様のご要望に応えるためにカスタマイズすることも可能です。
また、定期的な更新により蓄積されたコンテンツは、自社の資産として蓄積されます。これにより自社のイメージアップや信頼性の向上にもつながります。
こんなこともできるの?というご相談もぜひお気軽にご連絡ください。
※引用データ
W3Techs. “Usage statistics and market shares of content management systems.” Accessed [2024,4,17], from https://w3techs.com/technologies/overview/content_management
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