2009年11月21日
Trend is friend.
昨日政府から日本経済がデフレーションの状況にあると正式に表明されました。
その判断の大きな根拠の1つとして、CPI(消費者物価指数)の継続的な下落をあげています。
でもねえ、これは今更ながらの話ではないのですけれども.....。
●コア(core)と言われる指数を注意深く見る必要があります。CPIにおけるコアの部分とは、生鮮食料品を除きます。 何故なら生鮮食料品の天候等による変動率が月によってかなり大きくなるからです。指数のぶれを排除するという観点です。
●更に、日本ではエネルギー分野を除いたものをコアコアと呼んでいるようですが、米国ではそもそも生鮮食料品とエネルギーを除く指数をコアと読んでおり、マーケット関係者や研究者はこのコアの部分を注目しています。
私もかつては相場の世界に生きていたので、このテーマに無関心ではいられません。
問題は、深刻なデフレに悩んでいるのは、主要国で日本だけという事実。つまり日本における需要が突出して弱いということです。更にこの10年において、CPIコア指数は前年同月比3%前後のプラスから9月のマイナス2.3%まで、トレンドとして下げ続けてきているという事実。加えて、この統計には今爆発的に広まるPB商品や特売などは含まれていないという事実。私達の体感するデフレーションは、公表CPIコアよりも更に低いものと言えましょう。
この10年間に所得が全く変わらなかった人は、実質的には給与が上っていることになるわけです。だから、企業による賃下げもある意味では通りやすいわけですな。
日本はこれから更に、値下げ合戦のデフレスパイラルですかい?体力消耗戦なら大手が勝つことになるわけですが、残念ながら大手も収益力が低下しているのですけれどもね。どうします?政府がどうにかしてくれるのでしょうか?
混沌の次にしか来ない萌芽。
Trend is friend.相場の世界ではよく使われる言葉です。私が初めて聞いたのは、1994年のアメリカ日興証券シカゴ支店のストラテジストだった、Eugene O'Sullivan氏から。日本におけるトレンドが急に反転することを望むのは愚。今のトレンドが続くことを前提にしなければならないのです。
これから私は、もっと感性を研ぎ澄ますために、東京、大阪の様々のフォーラム、会合に積極的に参加する予定です。
今月はあと2つ。
サービス産業生産性協議会
http://www.service-js.jp/cms/index.php
そうそう、このページに私が出てますヨ。
http://www.service-js.jp/symposium/award/
投稿者 島上 : 2009年11月21日 11:49
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