2009年11月15日
アジア会議2009に出席して考えた事。

11日に東京目黒の雅叙園で、日経ビジネスの主催で開かれたアジア会議2009に出席しました。
朝9時30分から夕方18時30分まで、ビッシリのスケジュール。こんなに勉強したのは久しぶりだな。たいへんに充実した時間を過ごせました。
それぞれのテーマは、それはそれは興味深いものでした。
私がアジアから日本に帰ってきて11年、かなり頭がさび付いていたなと思ったのでありました。よかった、今更ながらに気が付いて。日本ボケしてたな。
スピーカーの人たちは、日本でもよく知られる伊藤忠商事の丹羽会長や韓国SKテレコムの孫会長等の大御所のみならず、アジアでは味千ラーメンでよく知られる重光産業のの重光社長と香港サイドのパートナーのPoon Wai氏、またインドからは「ビジネストゥデー」のAroon Purie編集長やあのマルチ・スズキのR.C.Bhargava会長なども出席し、まさに多彩な顔ぶれといった感じでした。
それぞれの方々によって、日本語、韓国語、中国語、英語が使われました。さすがに韓国語と中国語は理解できませんが、英語に関してはできるだけ同時通訳を聞かないように神経を集中させて聞きました。
幸いだったのは、アリババドットコムCEOのDavid Wei氏が英語でスピーチをしてくれた事でした。おかげさまで生の表現と表情を感じることができました。
アリババの日本法人では、日本からの中古車及び中古車部品のアジアへの輸出を加速させたい戦略があるようです。
まさに私達も先日アリババドットコムを使い、そのお手伝いを行ったところです。
http://jp106733267.trustpass.alibaba.com/aboutus.html
↑alibaba.com内のサイト
http://www.kokusai-world.com/eng/
↑動画を含めた、英語対応のサイト
私よりも7歳若いDavid Wei氏のスピーチの根底にあるものは、絶対ともいえる自信です。その自信は中国のこれからの発展に対する確信、アジアの中小企業が、発展をとげるアジアの中で活躍するためのネット情報インフラを作るという使命感などによって更に強められているのです。
一方気になる論調も見受けられます。これはどのスピーカーからも感じられる事です。当然のことと言えば当然のことなんですが。
「日本に魅力を感じていない。」
まあ色々要因はあるでしょう。人口が減少する国家が今後経済成長するわけがないとか、短期であれ、中長期であれ、国力を示すところの株価のパフォーマンスが著しく悪いとか、政治とか、官僚支配だとか。
本日11月15日(日)日本経済新聞朝刊5面。
「アジア投信・株 個人の取引急増」前略
個人投資家の間でアジア株・投信の人気が高まっているのは、昨年の金融危機以降の回復度合いが日本株に比べて大きいからだ。香港、上海、インド市場の株価指数は年初から約5ら7割上昇、約1割にとどまる日経平均株価との格差が開いている。
後略
個人投資家が自国の企業の株を買わずに他国の企業の株を買う。末期的か。
そう言えば、日経平均株価指数が初めて10,000円の大台を超え、まだたいしてコンピューター化が進んでいなかった東京証券取引所の場で大喝采が起こった映像をテレビで見たのは、1984年1月のことで、私はまだ大学生の頃でした。その時のNYダウ指数は1200ドル近辺でした。
私の父親は証券会社に勤めておりました。夕方のテレビニュースを見ながら母親が手を叩いて喜んでいたのを鮮明に覚えています。
日経平均は今から約26年前と同じ水準、一方米国ですらこの間にNYダウ指数は約10倍へ。その国のインフレ率等諸々考慮しないといけないものが有りますので、一概に指数だけを論じてはいけないわけですけれども....。
で、私は日本でこれまで小さなビジネスを展開してきた経営者として、悲観的なのか?いいえ、とんでもない。悲観的でも楽観的でもありません。
今回のアジア会議2009で、様々なヒントを得、そして今後のビジネスに関するアイデアが湧いてきました。日本が更に衰退への道を辿るのか、それとも以前私がこのブログで書いたように、コンドラチェフの波の上昇波が日本に到来するのか、それは神のみぞ知る。
私はどちらでも結構。そのマクロの流れ、要するにトレンドに乗るしかない。
m(_ _)m 日曜日朝の長編ブログ完了!
投稿者 島上 : 2009年11月15日 12:26
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