2009年9月 7日
大変に厳しい静岡県内の製造業、しかしながら経営者のマインドに変化を感じます。
最近、製造業の経営者の方を中心に訪問活動を行っています。
昨年の経済危機以降、製造業の経営者のマインドは以前のまま(とにかく経費は使わない。投資はしない。それがどんなに前向きなものであっても。また、いずれ回復するだろう的楽観論。)なのか?それとも変化しているのか?
今、手元に静岡経済研究所が出している「SERI景況リポート9月1日号」があります。それによると、静岡県の経済指数は全国平均のそれを下回っているものの方が多いのです。
●スーパー販売額
●新車販売台数
●消費者物価指数
●鉱工業生産指数
●有効求人倍率
特に静岡県西部は輸送機器産業の裾野が広い地域なので、世界的な自動車販売の低迷の負の影響を大きく受けています。
全く最悪な状況。
が、複数の経営者の口から次のような言葉を聞きました。
「もうこれまでと同じやり方では、売上は戻ってせいぜい7割まで。違うやり方をトライしていかなければ!」
そこには、悲観論も楽観論も両方存在していない。あるのは危機感、現実を直視し、未来を見る目。
私は浜松にやってきて起業して10年。以下、個人的意見を述べます。
基本的にこの街の製造業の会社には営業と呼ばれる部隊は会社の中に存在しなかったと認識しています。それはベースとして成長を続けてきた地域業界の特性とも申しましょうか、「営業する必要が無かった」からなのでしょう。加えて限られた数の大手発注元からの仕事は増加してきたので、その事も営業が必要なかった原因のひとつかもしれません。
発注元からのライン増設要請に応え、気が付いたら売上が何倍になっていたとか、最後の要請に応えて増設した直後に経済危機が訪れ、遊休施設が増えてしまったとか、色々な話を聞きます。
先の経営者が言う「これまでと同じやり方」とは、つまり「限られた大手発注元とだけの付き合い」ということ指しているのだと思います。更に、「これまで同様、いずれ景気は回復するだろう」という楽観論のもとに何もしないで待つ(実際は何もしないのでは無く、縮小均衡を目指すわけだが....)ということを指すのでしょう。
マインドが変化してきた!さあ、そろそろ今までとは違う営業活動を開始しましょうよ♪
時代は既に変わりました。
投稿者 島上 : 2009年9月 7日 20:01
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