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2009年1月21日

私はマイノリティであることがチャンスだと思っています。

私はかつて、外国為替、為替SWAP、FRA、円金利先物....様々な相場のディーリングを経験しました。

最近思うことが有ります。事業って相場に似ているなぁーと。

ところで。

例えば一般に、製品ライフサイクルという考え方が有ります。

(1)導入段階
・事業には大きなコストがかかり、まだ利益生み出すには至らない段階。

(2)成長段階
・製品は広く市場に浸透していき、売上が急激に上昇する。この段階の後半で利益はピークに達する。

(3)成熟段階
・ライバル間競争が激しくなり、利益が低下していく。

(4)衰退段階
・売上高は急激に低下していく。

だから、企業は製品ライフサイクルを念頭に置いて、長期的視点で事業戦略を立てなければならないと、教科書的には締めくくられるのです。

でも、自社の製品がはたしてどの段階にあるのかを明確に認識することは難しいですよね。

もちろんあらゆる統計に目を通します。色々な消費の現場にも行って状況を肌で認識しようとします。また、色々な経営者に合って意見も聞いてまわります。更には仲間である従業員の皆にも。

それでも難しい。

これはあくまでも私の場合ですが、その時の大勢とは反対の意見を尊重することにしています。それはやはり、かつて相場を仕事としていたことの影響ではないかとも思います。

例えばあなたがUSDは対YENで売りだと思うとする。その時、マーケット参加者の8割が買いだと思っているのだとすると、それはまだ若い売り相場である可能性が高いのです。

何故なら、買いだと思っているマーケット参加者は既にUSDを買い持ちにしているはずなので、実は彼らは既に潜在的売り手だからです。

USDが上がれば利食い売りを出す。USDが下がれば損切りの売りを出すでしょう。よく耳にする「相場には既に織り込み済み」という状況です。
Buy the rumor,Sell the fact. とは相場格言。


相場の世界では、マジョリティに付くのは禁物。それは事業についても同じだと考えています。


今の時代こそ、マイノリティとなる勇気が欲しいところです。自分自身にも社員にも。

投稿者 島上 : 2009年1月21日 15:23

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