2008年10月16日
昨日、リクルート社の「新卒採用セミナー」に出席し、色々考えました。
2009年3月卒予定の求人倍率は2.14倍だったそうです。大卒1人あたり2.14社の求人が有ったということです。このセミナーは、いかに昨今の採用活動、とりわけ中小企業のそれが厳しいかという認識が根底に有ります。イマドキの採用活動のノウハウやトレンドを勉強してきました。
でもちょっと待てョ。講師の口から時々漏れる本音。どうやら2.14倍にも達した求人倍率は2010年3月卒予定者に対しては、かなり下がると予想しているようです。
そう言えば、とにかく景況感の悪化のスピードが以前に比べて速すぎます。特にここ半年間の景況感の悪化は、企業の設備投資計画や人材採用計画をスローダウンさせるのに十分な程のスピードです。また、講師の話によると、学生側もかなりそのあたりのことを察知しているようです。微妙な状況。
当社は2010年3月卒の新卒採用を開始し、その窓口としてリクナビ2010を利用しているのは以前にも書きました。できれば6名の採用をしたいところです。当社に関しては、採用予定人数を減らす予定は有りません。ずーっと恒常的な人不足状態が続いていますので....。むしろ今回は優秀な学生さんを採用できるチャンスかと思っています。
さて、イマドキの採用活動で、企業がリクルート専用サイトを持つのはほぼ当たり前の時代となりましたし、リクルート社自体も昔のように紙媒体で企業を紹介するのでは無く、インターネット上で学生を希望企業にエントリーさせるインフラを提供しています。


人材採用の窓口は今は殆どインターネットです。そして、インターネットというデジタルの世界故、静岡県でリクルート社が関わった企業での採用活動におけるデータを、リクルート社は持っているわけです。それによると.....。
【以下平均値です】・エントリー総数 827.4人
・会社説明会予約者総数 203.6人
・会社説明会参加者総数 159.6人
・選考会予約者総数 130.6人
・選考会参加者総数 109.7人
・内定出し総数 17.1人
・内定承諾総数 9.5人
ということは、87人のエントリーを頂いて、やっと1人採用に成功するということですね。1.15%のコンバージョンレート(転換率)ということになります。それでは6人の場合は522人のエントリーが必要なんですね。厳しいですね、そんなに多くのエントリーを頂くのは。
ところで、甚だ不謹慎な感じもしますが、ここでちょっと似た数字を思い出しました。このコンバージョンレート(転換率)は、まだリピーターが付いていない、比較的新しいインターネットショップのコンバージョンレートに近いです。これまで買ったことの無いネットショップで購入するのはかなり勇気が必要です。でもそれを乗り越えて買って下さる消費者の比率が大体1%台なんです。
ということは、EC運営のノウハウが活きるかもしれない。つまりリクルートサイトやリクナビ2010でやるべきことは、飾らない本当のことを誠意を持って説明すること。いわば駆け出しのインターネットショップが必死になってやっていることの応用が利くはずです。
商品は、我が社での仕事、お客様は学生さん。サンプルご購入は会社説明会へのご参加。お買い上げは内定承諾。大切なのは、商品を売ろうとすることなのでは無く、その商品と一緒に過ごすベネフィットのイメージの提供、つまり、当社に入社した後訪れるであろう充実した人生のイメージの提供なのですね。でもそれは決して楽しいことばかりでは無く、当然辛いことも有るというメッセージも付けて。
さあ、当社のコンバージョンレートはどうなるか?↑OR↓。
投稿者 島上 : 2008年10月16日 18:51
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