2008年07月30日
ここのところニュースで、「原油高はこれで落ち着くのか...」なんてコメントを聞きますが。
昨年から急ピッチで上がり始めた原油相場。今月3日にニューヨークWTIは145ドル台をつけた後、一気に下落し、昨日120ドル台をつけました。
航空運賃とは別にかかる燃料サーチャージが馬鹿にならない程上昇し、地方の農協の一部からは、農産物に一定のサーチャージを要求する動きが有ったり、郊外の小売店や飲食店では消費者の車利用が減ったことにより来店客が減少して売上が減少したり.....。なんだか大変なことになっていて、スタグフレーション懸念を口にする人たちもついに出てきていました。なので今月の相場の急落には歓迎ムードさえ漂う感じです。
ここのところの相場の急落には、いくつかの理由がつけられています。●1●石油の代替エネルギーの生産価格に原油相場が近づいたから●2●米国当局による先物規制●3●世界経済の減速観測を背景にした需要減少の思惑の台頭。
テレビ番組のニュースキャスターが専門家に、「原油相場はこれから落ち着きを取り戻すのでしょうか?」と質問する。専門家は当たり障りの無いコメントをする。背景の映像はガソリンスタンドで給油をする消費者。またまたインタビュー。「ガソリン高で生活は変わりましたか?」「ええ、こんなに高いんじゃ、もう車を手放そうかと考えてしまいますねぇ....」となる。
そこで、元ディーラーの私としてはチャートが気になったので調べてみました。下図は、GOLDEN CHARTがネットで公開しているものに、私がチャネルラインとトレンドラインを書いたものです。週足です。

なんだ、2003年前から続いている上昇相場なんじゃないですか。しかも2006年夏まではお行儀良くアップトレンドのチャネルラインの中に収まっていて、一旦下押しした後、急なアップトレンドラインに変化していたのですね。
でも、今週週足ベースで陰線引けすると酒田五法で言うところの「三羽烏」でございます。目先はもっと急落するのでしょう。でもグランドトレンドは上昇です。だから、目先急落したところでこの先も上昇を続けていく可能性が高いわけですから、ビジネスは原油は高くなり続けるということを前提に組み立てていかなければなりません。目先の急落は、神様がくれた猶予期間といったところでしょうか。
さて、原油高に加えこの夏の猛暑が、お茶飲料やビール、紙おむつ等のかさばる商品のネット通販利用を加速させているとの新聞記事を見ました。確かに便利です。かく言う私もネットでケース買いしたペットボトル入り飲料を会社の部屋に置いています。しかもコンビ二で買うよりはるかに安いですから。
このトレンドも恐らく簡単にはもう変わらないでしょう。でも待てよ、注文して配達してもらうというビジネスモデルはそもそも町の零細商店がやっていたことではないでしょうか。ネットで注文すると早くても翌日配達だが、地元の商店に注文するとその日のうちに配達してもらえます。そう言えば、小回りの利く町の電気屋さんも一部復活のニュースも見ました。利便性と移動コストの問題。ここら辺りにビジネスチャンスが有りそうです。
投稿者 島上 : 2008年07月30日 18:44
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