2007年4月

ナマの声を聞いたら、サイト制作に関するアイデアがてんこ盛りになった。

あるコンサルティング系の会社様のリクルート専門サイトを制作中です。そもそもこの手のサイトは、先方から出てくる画像や文章などの素材を受け取り、鵜呑みにして即制作というわけにはいかないのです。何故なら、先方のアピールする内容が必ずしも的を得たものでは無いからなのです。

先輩社員の紹介はもとより、先方から出てくるお客様紹介的な文章は、有る程度先方が都合の良いと考える方向にバイアスがかかっています。いわゆる優等生的な文章が出てきます。これ自体が悪いことなのでは無く、問題は、お客様が都合が良いと考えることが、本当は都合良くなかったりするのです。つまり、このリクルートサイトの目的(ターゲットとする人材の面接の申し込み)を成し遂げることにとって都合が良く無い場合が有るのです。

今回は、急成長をしている会社さんです。この会社さんは、急成長を支えて行くために残業をいとわないタイプの人材を求めていることが、最初の話し合いの中で認識されました。だから、先輩社員紹介では、「急成長を支える為に私達も頑張っています」的なコメントとか、「会社とともに自分も成長したい!」的なコメントに偏ることが予想されました。コレは求職者にとって、本当に共感を呼ぶ切り口なのでしょうか。実はもっと深いところに彼や彼女の頑張りの原動力が有ると思います。でもコレは身内には少々照れが有ってなかなか言えない部分ですね。

また、このお客様のお客様の紹介にしても、取引先を前にして本音を語るのは少々勇気の必要なことなので、恐らくお客様にインタビューはなさるのでしょうが、自社でアレンジすることになってしまうことが予想されました。

「ん?...先輩社員インタビューも、お客様インタビューも、私・島上がさせて頂きますわ!」と関西弁で途中提案したのです。※島上は、お客様に断られたく無い場合、関西弁に戻ります。

先方ご担当者:「社長さんにそんなことしてもらって宜しいんでしょうか?」
島上:「ええに決まっとりますっ!!」


先週、かなりの時間を使って先輩社員インタビューとお客様インタビューを行いました。思った通り、ボロボロと面白いネタが出て来ました。以下、1つだけご紹介しましょう。

【ある先輩社員の方Aさん】

この方10年目の社員です。何で残業も厭わず大量の仕事をこなし、かつ自己研鑽を積み前向きに生き続けることができるのでしょうか。優秀で将来を期待されている社員の方です。

いろいろな質問の後、話は入社試験の時のことに及びました。

10年前の面接の時、創業者の理念や哲学を聞いて泣いてしまったんです。」
今でもその時の感動を思い出すと、エネルギーが湧いてきます。」

彼のヤル気の原動力は、創業者の理念や哲学に対する深い共感に有ったのです。素晴しい....コレです!この話をちゃんと出さなきゃいけないのです。同じ価値観を持つ求職者のココロに刺さるはずです!

実はこの創業者の方と、先日私もお話をさせて頂きました。お客様インタビューの結果、この方が恐らく今まで耳にしたことのないと思われる「お客様の声」をお伝えしたところ、この方の目がちょっと潤むのを私は見逃しませんでした。

嗚呼、こんなに純粋な気持ちで事業を行っておられる方なら、Aさんのように思う人も当然出てくるな....。

なんだか、ちょっとは良い仕事してるかな?私って!と思う反面、この方の会社をとても羨ましく思いました。

投稿者 島上 : 2007.04.29 14:48 | コメント (0) | トラックバック (0)

村中明彦氏、恐るべし!

私達はソフトブレーン・サービスさんの提供する、営業プロセスマネジメントツールであるeセールスマネージャーのユーザーです。使い始めてもう1年8ヶ月となりました。

この度、ソフトブレーン・サービスさんが販促ツールをお作りになるとのことで、有効活用できていると思われている当社が取材対象に選ばれました。お見えになったのは、ソフトブレーン・サービスからは竹之内さん。そして、顧客事例の専門会社、カスタマワイズの代表・村中明彦氏

浜松駅南口で竹之内氏と村中氏と別れる.jpg

村中氏、失礼ながらお会いした瞬間に、私と同類の匂いを感じてしまいました(ホントに失礼!)。何の遠慮も無く、「えっ!そんなこと聞くか?」ということまでさらさらと質問してくる。巧みだ。私はすっかり氏のファンになってしまいました。

村中氏の会社、カスタマワイズの事業内容をご説明します。以下頂いた名刺から引用するのが分かりやすいでしょう。 

「商品の価値を本当に説明できるのは売った人ではなく買った人」を信条に、エンドユーザーにインタビューし、それを営業ツールにまとめるメソッドを確立。「事例をWeb掲載しただけで800万円成約を獲得」、「取引先の社長の前で事例を朗読しただけで3000万円を受注」などの成果をクライアントにもたらす。

独立前は、外資系大手セキュリティ会社に勤務。従来は個人向けビジネスでしか使えないと思われていた「お客様の声」を法人営業に応用。不振商品の売上げを8倍に伸ばす。現在のクライアントは、地場のカニ卸から一部上場企業まで多岐にわたる。これまで250万字(500本)の顧客事例を書き続けてきた。

「ここまで聞いていいのか」を聞いて答を引き出す質問力、ちょっととぼけたキャラクターで場をなごませる取材構成力、直感に訴える写真力に定評がある。金融機関役員からパチンコホール経営者、システムエンジニア、主婦まで、あらゆるエンドユーザーに、今日も「なぜその商品を買ったのか」を質問し続けている。

村中氏は、私達シーエムエーが行っている事業の、ある特定の部分を深く深く掘り下げ、しかもより専門化した事業をやっておられるわけだ。感度の高い方ならすでにお気付きだと思いますが、これはUSP(Unique Selling Proposition)を探り出し顕在化させるプロセスなんですね。当然私達もこれに似たようなことにチャレンジしているわけですが、村中氏のように、初対面で、しかも短時間で相手を和ませて完成させてしまうスキルは、全くもって「恐るべし」なのです。勉強になりました。

私は村中先生に弟子入りすることにしました。先方が受け入れてくれるかどうか定かでは有りませんが.....。

彼が、車の中で言った言葉が印象的でした。

「私は、“事例制作”という職業を世の中に1つ増やしたいと考えているんです。目的は職業創出です。」

ますます彼のファンになってしまったのです。

投稿者 島上 : 2007.04.05 12:01 | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年4月2日、6名が入社しました。

一度に6名の入社は、当社にとって初めての経験です。
当社初めての大学新卒者3名、そして中途採用者が3名です。
これでシーエムエーの人員は合計41名となりました。

集合写真1.jpg

これまた当社初めての入社式をセミナールームで行い、役員と共に記念撮影をしました。

さて、私が挨拶の中で強調したことは、「常識や先例にとらわれる事無く発想すること」でした。最近社員が増加していくに従って、常識的な判断をする人の割合が多くなったように感じています。
私達の主戦場は、インターネットという世界。昨日の常識が今日の非常識に簡単になってしまう世界です。またその逆もしかり。例えば、いつまでもYAHOO、Googleが支配的立場で有り続けることが出来るのかは全くもって予測が不能です。楽天も同様です。近年IPOしたネット系企業の成長率鈍化は、それらを物語るものと考えています。
中小企業にとってのネットビジネス水先案内人を自負する私達は、ものごとを既存の価値観で見てはいけないということ、つまり常識のみでは判断しないという発想が必要なのです。

本日入社の6名の諸君!君達の目指すべきは、「知的野蛮人」なのだ。

投稿者 島上 : 2007.04.02 19:35 | コメント (0) | トラックバック (0)