2007年12月 2日
中小製造業もCRMを導入する時代
先月11月20日に大阪証券取引所のヘラクレスに上場を果たしたシナジーマーケティング株式会社という会社があります。私達シーエムエーは、彼らのセールスパートナーでもあります。この会社、ASP型の国産CRMシステムとして4年連続でシェアNo.1を獲得している会社なのです。

シナジーマーケティング株式会社の有価証券報告書の中で、CRMの説明がなされています。「Customer Relationship Managementの略語で、1990年代前半に米国で誕生した、顧客満足度を向上させるために、顧客との関係を構築することに力点を置く経営手法のことです。」そして、「大量生産・大量消費を前提としたマスマーケティングの時代から、消費者個別のニーズに合わせた One to Oneマーケティングの時代へという市場環境の変化により、注目を集めている経営手法の一つです。」また彼らは別の書物でこうも説明しています。「企業にとって大切なのは、顧客が満足することではない。満足した後どう行動するかである。その顧客自身がリピーターになったり、口コミで周囲に勧めてくれたりしてこそ、企業はCSにかけたコストを回収し、利益を生み出すことができる。だからCRMが必要なのだ。」と。然り。
インターネット環境の飛躍的向上を背景とした、SaaS(Software as a Service)による中小企業のCRM導入が増えています。CRMと聞くと何やら難しく聞こえますし、多大な構築費用を思い浮かべてしまいそうですが、実はそうではありません。
ところで、最初に私がOne to Oneマーケティングという概念に接したのは1998年春のことでした。「One to Oneマーケティング-顧客リレーションシップ戦略」という1995年3月に発売された本を読んだ時です。しかしながら皮膚感覚としてそれに接したのは、もっと前のことで、1994年春のことでした。銀行時代に派遣された米国シカゴにある穀物取引所(CBOT)の脇に有ったスターバックスコーヒーの店で接客を受けた時です。スターバックスコーヒーは当時既にこの考え方に基づいて店の運営がなされていました。そんな事情が有って、起業前の最初の修行先としてスターバックスコーヒーを選んだわけですが。その頃に比べると日本の市場環境はすっかり変わりましたね。
↓1998年11月、スターバックスコーヒージャパン関西1号店(梅田HEPFIVE店)店長時代。この頃のお話はこちらを参照。

さて先日11月30日、シナジーマーケティングの2名の社員が、CRMシステムを導入して頂いた私達の顧客への訪問を終えた後、当社で特別に説明会を開いてくれました。当社は静岡県内で既に4社への導入実績が有り、かなりアクティブなパートナーだそうです。そもそもこの会社との付き合いは、当社のコンサルティング営業社員がある顧客のニーズに接した時に、それに対するソリューションとしてこの会社のCRMソフトの導入を提案したのがきっかけでした。この社員はとても鋭い感覚を持っていますよ。
実は、その説明会で意外なことが解りました。このCRMシステムの導入は小売業やサービス業のみならず、最近は製造業からも多くの引き合いが来ているということです。そういえば、直近の私達の顧客でこのCRMシステムを導入したのも製造業でした。そこで、当社とシナジーマーケティングとは一部事業領域が重なるところも有りますが、営業テリトリーはあまり重ならないということもあり、共同で「中小企業におけるCRM導入セミナー」を開催する方向で話を進めることにしました。来年の春を予定しております。正式に決定しましたら改めてご案内いたします。
投稿者 島上 : 2007年12月 2日 14:04
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.akindo2000.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/171









