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2007年4月29日

ナマの声を聞いたら、サイト制作に関するアイデアがてんこ盛りになった。

あるコンサルティング系の会社様のリクルート専門サイトを制作中です。そもそもこの手のサイトは、先方から出てくる画像や文章などの素材を受け取り、鵜呑みにして即制作というわけにはいかないのです。何故なら、先方のアピールする内容が必ずしも的を得たものでは無いからなのです。

先輩社員の紹介はもとより、先方から出てくるお客様紹介的な文章は、有る程度先方が都合の良いと考える方向にバイアスがかかっています。いわゆる優等生的な文章が出てきます。これ自体が悪いことなのでは無く、問題は、お客様が都合が良いと考えることが、本当は都合良くなかったりするのです。つまり、このリクルートサイトの目的(ターゲットとする人材の面接の申し込み)を成し遂げることにとって都合が良く無い場合が有るのです。

今回は、急成長をしている会社さんです。この会社さんは、急成長を支えて行くために残業をいとわないタイプの人材を求めていることが、最初の話し合いの中で認識されました。だから、先輩社員紹介では、「急成長を支える為に私達も頑張っています」的なコメントとか、「会社とともに自分も成長したい!」的なコメントに偏ることが予想されました。コレは求職者にとって、本当に共感を呼ぶ切り口なのでしょうか。実はもっと深いところに彼や彼女の頑張りの原動力が有ると思います。でもコレは身内には少々照れが有ってなかなか言えない部分ですね。

また、このお客様のお客様の紹介にしても、取引先を前にして本音を語るのは少々勇気の必要なことなので、恐らくお客様にインタビューはなさるのでしょうが、自社でアレンジすることになってしまうことが予想されました。

「ん?...先輩社員インタビューも、お客様インタビューも、私・島上がさせて頂きますわ!」と関西弁で途中提案したのです。※島上は、お客様に断られたく無い場合、関西弁に戻ります。

先方ご担当者:「社長さんにそんなことしてもらって宜しいんでしょうか?」
島上:「ええに決まっとりますっ!!」


先週、かなりの時間を使って先輩社員インタビューとお客様インタビューを行いました。思った通り、ボロボロと面白いネタが出て来ました。以下、1つだけご紹介しましょう。

【ある先輩社員の方Aさん】

この方10年目の社員です。何で残業も厭わず大量の仕事をこなし、かつ自己研鑽を積み前向きに生き続けることができるのでしょうか。優秀で将来を期待されている社員の方です。

いろいろな質問の後、話は入社試験の時のことに及びました。

10年前の面接の時、創業者の理念や哲学を聞いて泣いてしまったんです。」
今でもその時の感動を思い出すと、エネルギーが湧いてきます。」

彼のヤル気の原動力は、創業者の理念や哲学に対する深い共感に有ったのです。素晴しい....コレです!この話をちゃんと出さなきゃいけないのです。同じ価値観を持つ求職者のココロに刺さるはずです!

実はこの創業者の方と、先日私もお話をさせて頂きました。お客様インタビューの結果、この方が恐らく今まで耳にしたことのないと思われる「お客様の声」をお伝えしたところ、この方の目がちょっと潤むのを私は見逃しませんでした。

嗚呼、こんなに純粋な気持ちで事業を行っておられる方なら、Aさんのように思う人も当然出てくるな....。

なんだか、ちょっとは良い仕事してるかな?私って!と思う反面、この方の会社をとても羨ましく思いました。

投稿者 島上 : 2007年4月29日 14:48

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