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2007年2月 8日

「EC市場は誰のもの?」通販新聞2月1日号の記事に思う。

通販新聞では、公正取引委員会が昨年末に公表した電子商店街(仮想モール)における取引実態調査報告書で指摘された内容が通販業者の間で波紋を広げているとし、関連記事が掲載されています。

電子商店街(仮想モール)が優越的立場を利用して取引条件を押し付けてくることに対し、出店者(零細通販事業者)が「あまりに理不尽」と悲痛な叫びをあげていることが背景にあると解説しています。

私達の考え方は、以前述べた通り、電子商店街(仮想モール)もまだまだ重要だと考える一方、やはり独自のECサイトを持ち、リスク分散と経費率の低下を図るべきだということです。私達は今、電子商店街(仮想モール)出店の企業に対し、独自のECサイトを構築して自らの手で集客しフォローする仕組み作りに注力しています。

マスコミは、あたかも電子商店街(仮想モール)が悪いような論調ですが、一概にそうは言えないのではないかと思います。何故なら彼等は株式公開企業であり、会社の利益を追求し続けることは、株主に対する責任だからです。はっきり言って、「いやなら退店して下さい」が彼等の理屈なのです。私達もそのように覚悟するべきですね。

さて、昨年暮れから私達がスタートしました独自のECサイトは、順調な滑り出しとなっています。兎に角、全て自由に設計ができますし、どのような集客プログラムを導入するかも自由なのです。また、SEM対策も効果的に行えます。中には、電子商店街(仮想モール)への出店店舗の売上高を抜く独自のECサイトも出てきました。

2005年の消費者向けEC市場における電子商店街(仮想モール)のシェアは41.6%と、公取委の報告書では推計しているようですが、私はその比率は今後下がっていくのではないかと考えています。

親しくする、東京のEC関係者がこんなことを言っていました。

「モールで結構な売上高をあげていたあるお店が退店して、独自のECサイトを立ち上げたんですが、3ヵ月後にモールでかつて売り上げていた数字に追いついたそうで、結構な経費削減に成功したらしいです。社長も決断が正しかったと喜んでいました。ネットで買い物する消費者も進化してきたということですかね.....。」

投稿者 島上 : 2007年2月 8日 14:43

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