2006年5月

楽天、YAHOO!SHOPPINGの次には独自ECサイトスタートしましょう!

前2回で、楽天市場とYAHOO!SHOPPINGの特徴やリスクなどを説明しました。
今日は独自ECサイトについてご説明いたします。

上記2大ショッピングモールは集客力が有ります。これは大変に有利な要素です。しかしながら、それとは引き換えに種々制約を受けるわけで、自由自在なデザイン、外部リンク、広告戦略などが難しくなります。
またコスト的にも従量課金分が馬鹿になりません。

ですから、私達にECフルフィルメントを委託しておられるお客様で、すでに楽天、YAHOO!SHOPPINGで実績を上げておられるお客様には、自由なデザイン、外部リンク、広告戦略を行える独自ECサイトの追加をおすすめしています。


【独自ECサイトを運営する長所の一例】

私達はお客様と前もって決めた予算内で、様々な広告の手配をします。もちろん楽天市場内、YAHOO!SHOPPING内の広告手配もお手伝いしますが。
そのような活動の中で、やはり今たいへんに効果が高いと感じているのはモール外のキーワード広告とアフィリエイト広告です。

ECサイト運営も一般の事業と同様に、PDCA(仮説⇒実行⇒検証⇒改善)サイクルを回し、常に改善を行っていく必要があるわけですが、キーワード広告とアフィリエイト広告をショッピングモール内EC店舗で行った場合、その効果の測定がシステム上不可能なので、検証の方法が有りません。そもそもネット広告はその効果が検証できるところが優れているはずなのですが。

独自ECサイトの場合、それらの広告効果がきっちりと把握できます。
従って、仮説⇒実行⇒検証⇒改善のプロセスを踏み、より効果の高い広告戦略を立てることができるのです。

【でも、独自ECサイト運営はプロフェッショナルな世界です】

しかし、独自ECサイトをスタートした際は、それは太平洋の真ん中にポツンと浮いた小舟のごとく、誰も見向きもしない状況からスタートするわけです。楽天市場とYAHOO!SHOPPINGへの出店が、とりあえずそこそこの客通りが期待できるのとは大違いです。

なので、独自ECサイトはよりプロフェッショナルな世界。
まずは楽天市場とYAHOO!SHOPPINGでノウハウを蓄積し、ネット小売業としての心構えをしっかりモノにして、最終的に独自ECサイトのスタートをオススメするというのが私達の流儀なのです。

また、かつては独自ECサイトを構築するための初期投資やサーバーの維持費用などは高額であったのが、最近はかなり低額になったことも、もう1つの重要な要素であります。

投稿者 島上 : 2006.05.24 19:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

一方、YAHOO!SHOPPINGへの出店はどうか?

楽天市場は、そもそもショッピングモールであるため、ユーザーはネットでの買い物に興味が有る人が多いはずです。そして楽天市場ではストアロイヤルティーが発生しやすいと私は考えています。それは楽天市場内での成功パターンは、潜在顧客のメールアドレスを集めて、繰り返しメールマガジンを配信してお客様との距離を縮めることです。兎に角まずはお試しにお買い上げ頂くためにエントリー商材を用意したり、プレゼント、オークション、共同購入を行いアクティブに楽しさも演出していくやり方です。ユーザー側にはいつしか当然ながら「楽天のあの店」という感覚が発生するのです。

一方、YAHOO!とはそもそも日本一巨大なポータルサイトです。その中でのYAHOO!SHOPPINGはあくまでYAHOO!の一部です。従って、最初から買い物に興味が有る人がYAHOO!SHOPPINGに直接アクセスするという比率は恐らく低く、YAHOO!が巧みに用意した入り口からYAHOO!SHOPPINGに誘導されていると考えています。

巧みに用意された入り口とは、

●検索結果からのオークションへの導入

●検索結果からのショッピングへの誘導

●キーワード広告(YAHOO!SHOPPINGの出店企業は、YAHOO!へのキーワード広告出稿が可能ですが、楽天市場の出店企業は出稿ができません。つまり楽天のURLへの誘導はできません。)

などです。

クリック⇒それではYAHOO!でドレスと検索してみましょう!キーワード広告よりも上部の有利なところにオークションとショッピングへの導入が有りますネ!

つまりYAHOO!SHOPPINGでは、楽天市場よりも広い閲覧層からのショッピングへの誘導を図っているのです。私は、これは楽天市場とは異なるマーケットだと認識をしています。

では楽天市場とYAHOO! SHOPPINGで、どちらがより多くの売り上げを出すことができるのでしょうか?使う広告費にもよりますが、今のところ楽天市場の方に軍配が上がるでしょう。しかし、YAHOO! SHOPPINGは既に無視できないマーケットに成長しており、本気でネット通販で成功したいなら、両方出すべきだというのが持論です(成功の定義は、各社によって異なりますが)。

また、2大ネットモールに出店しておくことは、システムダウンリスク分散という発想もあります。昨年に起きた価格比較サイトのカカクコムの事故はまだ記憶に新しいですね。外部からの不正アクセスによりサイトは全面閉鎖し、復旧に10日以上かかりました。このようなことが起こると、ネットに売り上げを依存する商店としては死活問題です。ひとつのネットモールにだけ出店をして売り上げを依存するのは、リスクが高いと考えます。どれだけ大手のネットモールといっても絶対システムダウンしないという保証は無いわけですから。

またその他に、ネットモール側からの規約の一方的な改定というリスクも見逃せません。例えば、かつて楽天市場では完全固定月額5万円の出店料でした。しかし今は売上高に応じた従量課金がなされています。またかつては電話やFAXでの注文受付もOKだったわけですが(かつて楽天ECコンサルタントはそれを推奨していたほどです)、今はこれらの行為は規約で禁止されています。

投稿者 島上 : 2006.05.16 15:57 | コメント (0) | トラックバック (0)

楽天市場は、あくまでもEC事業を行うマーケットの1つと考えましょう。

当社のサイトでも公表しております通り、CMAは1999年10月に私が楽天市場に「フルーツ正明堂」を出店したのが始まりです。
http://www.archive.org/ で、昔のShomeidoにTake me back !
2000年8月のShomeido、かなりヤバ目なデザインです。私が作ってました。 反省。
※因みに1999年のアーカイブは発見できませんでした。

一方1999年11月の楽天市場はこんな感じでした。
トップページに店舗の大カテゴリーが有り、その下に小カテゴリーが配置直リンクされており、店舗までの誘導は極めて短い距離で有ったわけです。また、広告ページも甚だすっきりしていました。

http://www.archive.org/ で、2001年のお中元特集広告ページを見つけました。ドッグイヤーと言われる業界において、5年前とは既に大昔。牧歌的な古き良き時代でした。

どうですか?因みにこれが現在の母の日広告ページ

以前に比べると、現在の楽天市場は急激な店舗数の増加により、店舗までの導入は複雑化しており、また広告ページもしかりです。一方楽天内の広告単価はどんどん上昇しており、費用対効果は低下したとの印象を私は持っています。

それでも私達は楽天市場内での広告を打つ必要性を感じています。楽天市場内ビジネスを成功させるためには、それなりの広告費用をかけて、それなりの売り上げを作るというのが基本であると考えています。また、楽天市場内での検索結果(楽天的SEOとでも言いましょうか....)でいかに目立たせる表示をさせるか的な発想も必要です。
かつてのように、とりあえず楽天に出店して....と考えてスタートしても失敗するだけという印象です。
楽天市場は、かつて素人でも頑張れば何とかなった時代の楽天市場ではありません。

一方で、最近追い上げ著しいYAHOO!SHOPPINGや、構築費が安価になったショッピング機能付き独自サイトはそれぞれ異なる可能性が有ると考えています。もっとも楽天市場内とは異なる戦略が必要ですが。

そのような理由から、私達がEC運営代理(フルフィルメント)をさせて頂いている商店様には、楽天市場への出店、YAHOO!SHOPPINGへの出店、独自サイトの合計3サイトの出店をオススメしています。

それはリスク分散的な意味合いも有ります。 >>次回に続く。

投稿者 島上 : 2006.05.09 15:13 | コメント (0) | トラックバック (0)

プライバシーマークの取得に向けて

当社は昨年3月に、当社のWebサイトである http://www.akindo2000.net/ が、個人情報保護基準を満たしていることを認証され、TRUSTeを取得しました。そして今年3月に更新の認証を受けました。

更に今年の秋にはプライバシーマークを取得する予定で、この4月より活動がスタートしています。下の写真は、昨日5月1日に行われた、やるべき課題の洗い出しミーティングの状況です。

060501_194649_M.jpg

このミーティングでは、当社の事業を熟知しているシーポイントの佐野さんがコンサルタントとして、幾つかの問題点を挙げて下さいました。

当社の事業領域は、当初予想していなかったものに広がっていたり、毎年のように事務所面積が拡大する中、なかなか機能的なレイアウトができていなかったりして、物理的に解決しなければならないことが多いことに気が付きました。当然すぐに解決します。

私達がTRUSTeやプライバシーマークを積極的に取得するのは、もちろん当社のサービスの品質を維持したいと思うからではありますが、それよりも、その取得のプロセスにおいて、従業員に対する最も効率的な教育が可能と思うからです。

投稿者 島上 : 2006.05.02 11:20 | コメント (0) | トラックバック (0)