« 楽天市場は、あくまでもEC事業を行うマーケットの1つと考えましょう。 | メイン | 楽天、YAHOO!SHOPPINGの次には独自ECサイトスタートしましょう! »

2006年5月16日

一方、YAHOO!SHOPPINGへの出店はどうか?

楽天市場は、そもそもショッピングモールであるため、ユーザーはネットでの買い物に興味が有る人が多いはずです。そして楽天市場ではストアロイヤルティーが発生しやすいと私は考えています。それは楽天市場内での成功パターンは、潜在顧客のメールアドレスを集めて、繰り返しメールマガジンを配信してお客様との距離を縮めることです。兎に角まずはお試しにお買い上げ頂くためにエントリー商材を用意したり、プレゼント、オークション、共同購入を行いアクティブに楽しさも演出していくやり方です。ユーザー側にはいつしか当然ながら「楽天のあの店」という感覚が発生するのです。

一方、YAHOO!とはそもそも日本一巨大なポータルサイトです。その中でのYAHOO!SHOPPINGはあくまでYAHOO!の一部です。従って、最初から買い物に興味が有る人がYAHOO!SHOPPINGに直接アクセスするという比率は恐らく低く、YAHOO!が巧みに用意した入り口からYAHOO!SHOPPINGに誘導されていると考えています。

巧みに用意された入り口とは、

●検索結果からのオークションへの導入

●検索結果からのショッピングへの誘導

●キーワード広告(YAHOO!SHOPPINGの出店企業は、YAHOO!へのキーワード広告出稿が可能ですが、楽天市場の出店企業は出稿ができません。つまり楽天のURLへの誘導はできません。)

などです。

クリック⇒それではYAHOO!でドレスと検索してみましょう!キーワード広告よりも上部の有利なところにオークションとショッピングへの導入が有りますネ!

つまりYAHOO!SHOPPINGでは、楽天市場よりも広い閲覧層からのショッピングへの誘導を図っているのです。私は、これは楽天市場とは異なるマーケットだと認識をしています。

では楽天市場とYAHOO! SHOPPINGで、どちらがより多くの売り上げを出すことができるのでしょうか?使う広告費にもよりますが、今のところ楽天市場の方に軍配が上がるでしょう。しかし、YAHOO! SHOPPINGは既に無視できないマーケットに成長しており、本気でネット通販で成功したいなら、両方出すべきだというのが持論です(成功の定義は、各社によって異なりますが)。

また、2大ネットモールに出店しておくことは、システムダウンリスク分散という発想もあります。昨年に起きた価格比較サイトのカカクコムの事故はまだ記憶に新しいですね。外部からの不正アクセスによりサイトは全面閉鎖し、復旧に10日以上かかりました。このようなことが起こると、ネットに売り上げを依存する商店としては死活問題です。ひとつのネットモールにだけ出店をして売り上げを依存するのは、リスクが高いと考えます。どれだけ大手のネットモールといっても絶対システムダウンしないという保証は無いわけですから。

またその他に、ネットモール側からの規約の一方的な改定というリスクも見逃せません。例えば、かつて楽天市場では完全固定月額5万円の出店料でした。しかし今は売上高に応じた従量課金がなされています。またかつては電話やFAXでの注文受付もOKだったわけですが(かつて楽天ECコンサルタントはそれを推奨していたほどです)、今はこれらの行為は規約で禁止されています。

投稿者 島上 : 2006年5月16日 15:57

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.akindo2000.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/110

コメント

コメントしてください




保存しますか?