2008年12月

浜松中央卸売市場に行ってきました

今週は浜松市中央卸売市場に行ってまいりました。

私のいる管理部では当社グループ会社である正明堂の管理業務も一部行っていることもあり、正明堂が高級果実の仕入れを行っている市場を一度見ておきたかったのです。案内はバイヤーの河原さんにお願いしました。

当日はちょうど日の出の頃、朝焼けにそびえる富士山を遠くに見ながら出発。寒い・・・。
明るくなってきた道を暫く走ると市場に到着。

市場では河原さんがいろいろと説明してくれました。
青果部の他に水産物部が隣接していること
卸売業者と場内店舗で分荷販売する仲卸売業者がいること
青果部の卸売業者には浜中と浜印があること
などなど

説明をしながらもすれ違う市場関係者に次々と挨拶を交わす河原さんの姿はなかなか堂に入ったもの。
本日の仕入れは、青島ミカエースの2Lサイズ20箱、そしてLサイズ20箱。ただしLサイズについては希望する数は入らず。河原さんのブログでも触れられていますが、かなり品薄の様子。

市場の方にお話を伺ったところでも、今年は本当に収穫量が少なく、青島みかんは小ぶりのSサイズが1割もあるとのこと。早生みかんの中心サイズはMサイズで青島みかんはLサイズ。なのにSサイズがそれだけできてしまうのは相当のことのようです。

ところで市場を歩いていて気づいたのですが、光センサーを使って糖度を測定しているのはみかんだけではなく、りんご、桃、梨、すいか、メロンにも広く使われているんですね。私は正明堂のWEBページで初めて知りました。工学部出身の私としてはどういう原理なのか気になってしまいますが、赤外線の中でも可視光線に近い近赤外線を果実に当てると、その果物の糖度や酸度に応じて特定波長の光が吸収されることから、その吸収量を調べて糖度や酸度を判定するということのようです。測定方法も透過型・半透過型・反射型などがあるとか。
ただ一般消費者向けにただ「光センサー」とだけ謳っても何のことがよく分からず、逆にマイナスの評価をされてしまうといった調査結果もあるようです。正明堂のWEBページでは、糖度を測定していることから品質が高水準で一定しておりハズレがない、ということがよく分かるため問題はありませんが。

その他に河原さんが仕入れたのは、マンゴーや紅ほっぺなど。アボカドはいろいろ見た結果、いいものが見当たらなかったとこのとで、「今日はやめときます」とのことでした。さすがバイヤー河原、違いが分かる男。私にはさっぱりわかりませんが。

本日の仕入れも終了。車に戻り、河原さんが仕入れた果物を車に詰めこみます。当然私も手伝うと、「いいですよ、やりますから。」との気遣いの言葉。それでも続けていると、「これをどうぞ!」と笑顔で差し出されたのが、滑り止め付きの軍手。
「ありがとう!俺もがんばるぜっ!」
私の姿はスーツにコートと明らかに周りから浮きまくった姿ではありましたが、市場参加者として仕事をこなし、無事二人で市場を後にしました。
体も暖まったし。

河原さんが市場関係者とも信頼関係を築き情報収集に努めつつ、円滑な仕入れに努力している様子もよく分かりました。こんなに逞しいバイヤー河原さんのことです。相変わらず仕入れの確保はたいへんそうですが、頑張ってくれるでしょう。

投稿者 kozuka : 2008.12.20 15:42 | コメント (0) | トラックバック (0)

信頼関係をつくるには

「あなたのチームは、機能してますか?」を読みました。

本書ではチームが機能不全に陥る5つの落とし穴があるとしています。
「信頼の欠如」、「衝突への恐怖」、「責任感の不足」、「説明責任の回避」、「結果への無関心」。
これらは相互に関係しており、一つでも脆いところがあればチームの成功は覚束ない・・・

どれもチーム力を高めるという観点からは特に新鮮な響きを持ったものではありません。でもできているかと言われれば、どれもできていないことばかりです。

特に一つ目の「信頼の欠如」から大いに躓きました。

お互いを信頼し合うには、「チームメイトが安心して互いに弱みを見せられなくてはならない」、とあります。

そりゃそうです。でもそれってとっても難しいことですよね。
本当に難しいと思います。理由はまさに本書に書かれている通り。「弱みを見せて信頼を築くことが難しいのは、成功している人のほとんどは、キャリアアップや教育の過程で、仲間と競争したり、自分の評価を守ったりすることを学ぶからである。」

成功しているいないに限らず、通常、上司や同僚の前では自分の評価を守ろうとしますよね。弱みを見せることは、能力評価において大きな減点につながるものであり、キャリアアップを図る身としてバランスのとれた能力をアピールするためには何としても隠しておきたいところです。企業での評価体系等を考えれば、コンプレックスを抱きつつも克服する努力こそすれ、わざわざ明らかにしなくても…、と思ってしまいます。

でもしばらく考えて、こうも思いました。
当社に当てはめてみれば、規模的に仕事をする際の距離も近いし、弱みを隠そうとしてもわかってしまうだろうなと。もしそうであれば、大切なのはそれを素直に認め、腹の内をさらけ出せる覚悟・勇気があるか。”open my heart” ができるか否か、ということでしょう。そのうえで弱みをそうでなくする努力をし、それをしかと見届けてもらうしかないと。

組織に身を置く方には「気付き」はいろいろあるはずです。
みなさん、是非ご一読を。

投稿者 kozuka : 2008.12.03 22:42 | コメント (0) | トラックバック (0)